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【ソリューション事例】大学・専門学校における無線LANの利用

大学・専門学校等の教育施設に無線LANの導入するケースが増えています。キャンパス内で自由にネットワークが活用でき、授業での活用、サークル活動での利用、論文のための資料調査などに活用できます。

特に大学では構内のネットワークで莫大な量のトラフィックが流れます。このため、基幹部分は光ケーブルを使い、さらにリンクアグリゲーションを使って冗長化と広い帯域を確保することが多いようです。莫大なトラフィックに備えて、無線LANも11nの採用を行うケースも多くあります。
また、無線LANの利用は学生へのサービス提供だけでなく、教員や職員への提供でアクセスレベルを分けたいといったご要望もお聞きすることがあります。

大学・専門学校における無線LANの利用

ひとつのアクセスポイントからアクセスレベルを複数にわけ、アクセスできるネットワークリソースを制御します。例えば、このようなアクセスレベルの制御が可能です。

  学生 職員 講師 経理
インターネットへのアクセス
学生用共有サーバーへのアクセス
職員用共有サーバーへのアクセス × × ×
経理用共有サーバーへのアクセス × × ×

さらに大学キャンバス内でよくあるご相談が、建物の竣工時期が大きく異なり、新しい建物間は既設の配管ルートがあるが、古い建物には配管ルートがない。建物と建物の間に道路や川が跨っていて、離れた2つの建物間をネットワークでつなげたいといった要望です。VPN接続をご提案することもありますが、光回線の提供エリアにギリギリ入っていないであったり、VPNだと、通信が遅い等といった問題が発生することがあります。このときにご提案するのが建物間を無線でデータ通信する方法です。製品によっては最大150Mbpsのデータ通信が可能になります。

また、学校施設などで多い問題が屋外で無線LANを利用したいといったご要望です。無線LANの電波は水に吸収されるといった性質があります。学校施設のグラウンドは木々が多く植林されていることが多く、広いグラウンドをカバーしようとすると、特に水分を多く含んだ木々の葉っぱが無線LANの電波に影響を与え思うようにグランドをカバーできない事があります。これは学校施設で条件がかなり異なってきますので、個別にご相談を承っております。

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