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【製品・技術紹介】漏洩同軸ケーブル LCX(Leaky Coaxial Cable)

漏洩同軸ケーブル(LCX)とは同軸ケーブルに特殊なスロット穴を設け、無線LANのアンテナとして用いる事ができます。最近では新幹線でも無線LANの利用を楽しむことができるようになりましたが、実はこのLCXケーブル、高速移動中の新幹線内の通信にも使用されています。

  • LCXを使うメリットは以下のようなものです。
  • アクセスポイント1台に対しLCXアンテナを最長で680mまで伸ばすことができます。
  • 入り組んだ建物、製鉄所のような反射物の多い建物、障害物の多いエリアでもLCXを引き回すことにより安定した品質の通信を得ることができます。
  • LCXの通信距離はおよそ3~5mのため、意図したエリア以外に電波を漏らすことがなく、高いセキュリティを得ることができます。
  • 精密機器が多く、携帯電話の持込が制限されている発電所のような施設でも無線LANを利用することが可能になります。
LCXアンテナ

使用例

  • テーマパーク、野外イベント、球場等で来場ポイント、園内マップ、ファン限定特別コンテンツの配信
  • 来場者アンケートの収集
  • アイディアしだいでさまざまな販売促進を企画することができます。
  • 棚等が入り組んだ倉庫や書庫
  • 地下道

メリット

  • 電波の到達距離が短いので従来のアンテナ使用による反射波(マルチパス)の影響がほとんどありません。
  • 長い距離を一本のアンテナで電波を発しているので、ローミングする必要がなく安定した通信品質を得ることができます。
  • アンテナが長いのでアクセスポイントを外に設置するなどして冷蔵庫内での過酷な環境で無線LANを利用することが可能になります。
  • IPを使った電話(VoIP)で電波が通りにくい地下部等で防災用通信として利用が可能です。
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